内祝い 提灯お岩 根付 緒締 鹿角
商品概要
商品の説明根付一つの出品です。画像11枚目の浮世絵は参考です。日本三大お化けでもっとも有名なお岩さん、裏切った旦那への怨念のお話です。私は美術館や図録にあるような鑑賞用根付よりも、実際に生活の中で誰かが愛でて使ってきたような根付に愛着を強く感じます。本来、根付とはそういうものなのだと思います。高さは僅か2cmほどで、緒締というぐらいのサイズですが、組紐を通す穴の位置から、これは小型の根付であると思います。財布や薬入れなどの男性用提げ物の根付ではなく、もっと軽い女性用の根付ではないでしょうか?誘惑する男に裏切ればお岩のように恨まれる覚悟を持ちなさいって、洒落を効かせて。江戸時代は蝋燭や行燈の時代です。当時は怪談も盛んに行われました。百物語と言って、集まった仲間内で一人ずつ怪談を披露して、百本に灯した蝋燭の火を、一話終わるごとに消していき、百話目が終わって最後の一本の蝋燭の火が消された時に、闇の中にお化けが現れるという、とても肌寒い遊びが行われていたそうです。そして葛飾北斎に注文の入った百物語の中の一枚の絵が、画像11枚目の浮世絵です。その浮世絵をもとに、オーダーメイドで作られた根付のように思われます。私たちの知らない当時の人たちの話し声や触れる指先、江戸の景色を眺めてきた提灯お岩さんです。これもまさに掌中の宇宙であり、をかし、です。ご購入後の対応は致しかねます。何かありましたら、事前にお問い合わせくださいませ。商品の情報カテゴリーホビー・楽器・アート > 美術品・アンティーク・コレクション > 彫刻・オブジェ商品の状態傷や汚れあり発送元の地域神奈川県
取扱説明書
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